2006年04月19日

日本を世界に誇る美の国にC

日本は国のかたちを変えるとき、奈良→平安→鎌倉→室町→江戸のように権力の所在地を変えてきた。
近年は、那須・阿武隈地域が首都機能移転先の有力候補地に挙がっている。これは、決して悪くない選択である。
その場合はどうなるか。

この地域は森の州と野の州のほぼ境目にあり、古来、日本人は、そのような土地に、森を大切にする鎮守の気持ちをこめて社をつくった。
同地域に首都機能を移せば、鎮守の森の都となろう。
これは富国強兵的であった東京集中時代の見直しの象徴となるだけでなく、森が日本のシンボルとなることで、環境重視の姿勢を新たな次元で世界に伝えていくことを可能にする。

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2006年04月14日

人生の1断面を切り取る短歌

傷つけた ことよりずっと ゆるされて いたことつらく 椿は立てり ・江戸 雪
朝日新聞 2006年4月9日 『折々のうた』
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2006年04月10日

日本を世界に誇る美の国にB

文化的景観とは主に、紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されたとき、国際的に通用するようになった言葉である。
紀伊山地は自然が豊か。
その景観は、自然との融合を志向する日本人の精神性を深く宿したもので、文化的とみなされたのである。

文化的景観を軸に据えれば、日本という国のあり方や地域性は再定義される。
まず、国土は大きく4つに分けられるだろう。
日本最大の平野を持つ関東地方は野という文化的景観、中部地方は日本アルプスなどの山、近畿以西は瀬戸内海を取り囲む津々浦々の海、北海道・東北は森の文化的景観を持つ。

それらを州と呼んだうえで、経済力・地域特性を総合的に考慮すると野の州は主要国の中ではフランス、山の州はカナダ、海の州は英国、森の州はカナダにたとえられる。

これらの4州に、東京に集中している権限・財源・人材を移譲すれば、地域分権型の国家となり、日本は幾つもの景観豊かな州からなる国に見事に一変するだろう。
posted by asaborake at 12:45| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月08日

日本を世界に誇る美の国にA

既にそれは実態として進行している。
この現実をバネに、日本人の生き方が憧れられ、追いかけられ、模倣されるようになることを、積極的に目指すことである。

その手立ては、まずは、日本に憧れてやってくる留学生を、出身国と日本との平和の架け橋として、最大限に大切にすることである。

第2に、国のたたずまいを変えることであろう。
戦前の軍事中心の景観、戦後の経済中心の景観、つまりいずれも東京中心の景観から、日本全体を舞台とする文化的景観に変えることだ。

      川勝平太 日本経済新聞 2006.4.8 『経済教室』
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2006年04月07日

日本を世界に誇る美の国に@

ここでいう文化は、毛沢東の文化大革命の文化ではない。
毛沢東は文(毛沢東思想)で人民を教化する政治運動を起こした。

われわれのいう文化に政治色はない。
グローバルに通用するカルチャーと同義であり、ウェイ・オブ・ライフと定義される。
学者はそれを難しく生活様式と訳すが、端的には生き方である。
日本人の生き方こそが、日本の文化なのである。

それはハレ(非日常)の文化(日常)の文化とからなる。
日本文化が力を持つとは、これまでのように日本のハレ(学問・芸術・芸能など)の文化に視点を当てるだけでなく、むしろ(日常の暮らし)の文化に重点を置き、それが磁場のように他国の人をひきつけ、魅了し、求心力を持つようになること、それが文化力である。

 無料資料請求⇒愛する音楽を学びながら、英語力、文化的素養も身につける。
それがベアーフットのロンドン音楽留学。

  
posted by asaborake at 23:36| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長期政権

小泉首相はきょう、在任1807日と中曽根元首相を抜き、戦後歴代3位。かくも長き政権運営の秘訣は「世話になった人の言うことを聞かないこと」にあるらしい。
            朝日新聞2006.4.6 素粒子
posted by asaborake at 00:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月02日

悟りといふ事は平気で生きて居る事

余は今まで禅宗のいはゆる悟りといふ事を誤解して居た。
悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であった。

                      正岡子規 『病牀六尺』
posted by asaborake at 17:29| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 心のありよう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月01日

詩魂にこそ文化の芯

和歌や俳句、絵や物語を通し、自然や人生を感じる。
こういった感性は日本人の最も優れた資質。
最高の文化財とは思いませんか。

奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき   猿丸太夫

秋は紅葉。紅葉といえば鹿。
朧月夜の桜でも小倉山の紅葉でも、まず歌に詠まれ、歌は絵の主題になり、さらに意匠、デザインとして描かれた。
扇子。襖絵。着物。お茶わん、花札。
身の回りを見て下さい。
詩歌は様々に姿を変え、われわれの日常生活の中に溶け込んでいる。
それも紀貫之らが古今和歌集から春夏秋冬に歌を分け、千年も前に日本人の季節感はきちんと整理されてしまった。

                  芳賀徹 『芸術の国日本』
posted by asaborake at 18:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月28日

過去20年の責任隠すハゲタカ批判@

金融資本主義への批判の背後には、どのような意図があるのだろうか。
通常、ハゲタカと呼ばれる投資ファンドは、経営に無駄が多い企業や、倒産寸前の企業を買い取って、事業再編やリストラによって企業価値を高めることを目的とする。
最悪の場合、価値の高い資産を切り売りして、企業を消滅させることもある。
しかし、それは、企業を存続させる意義がないような場合だけだ。
(中略)
単純化を恐れずにいうと、ハゲタカファンドは、すでに価値の落ちた企業を掃除してくれていることになる。
したがって、ハゲタカ批判とは、これまで日本経済をゴミタメにしてきた人々の責任を不問に付し、ゴミを掃除しに来た批判する、という理不尽な話なのだ。
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  朝日新聞 2006.3.27 朝刊 私の視点 『マネーゲームは悪か』 小林慶一郎  
       
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2006年03月18日

ワールド・ベースボール・クラシック/WBC:世紀の大誤審

米国野球の審判員は審判学校入学時から地元有利の判定を暗黙のうちに教え込まれているという。
その背景に、メジャーのフランチャイズ制による熱烈な地元ファンの存在がある。
審判といえど、試合を盛り上げ、地元ファンを喜ばすためのショーマンに徹して、ときにアンフェアなジャッジを下すこともあるという事実である。
だが、今大会は野球の国際的発展を目指す大義からも、地元有利の理念が当てはまるわけもない。
‥‥他の参加国の審判派遣を1人に制限した。‥‥
‥‥首を傾げるのは、全試合を米国の球審が務めることだ。‥‥
野球文化は、日本や韓国など世界各地で根付いてきた。
米国のよもやの2次リーグ敗退を見るにつけ、その傲慢な牙城が崩れつつあるのも、紛れもない事実である。
‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥
  朝日新聞 2006/3/18 朝刊 私の視点 『WBC疑惑の判定』 織田淳太郎  
       
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posted by asaborake at 18:53| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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