2006年06月03日

日本人と日本文化

日本人と日本文化日本人と日本文化
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 日本人と日本文化
[著者] 司馬 遼太郎ドナルド キーン
[種類] 文庫
[発売日] 1996-08
[出版社] 中央公論社

>>Seesaa ショッピングで買う
           こちらもどうぞ ⇒ ネット社会、その光と闇を追うー   エッセー集
posted by asaborake at 19:35| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

戦争は総括できたのかA

‥‥新しい罪を裁くものとして、東京裁判が設けられたわけですね。
東京裁判のおかげで、裁判をやらなければ破壊されたであろう日本政府の記録が押収され、公開されました。
きちんとした歴史の記録が残ったのです。
また、なかには日本の指導者を捕まえ銃殺にしろという意見もありましたが、法の支配を重んじた結果、裁判を開くことになりました。
A級戦犯一人ひとりに弁護人が付きました。
裁判が2年半にわたった理由の一つは、弁護側に反論の時間を与えたということもあるのです。

‥‥評価できない点は
裁判が『勝者の裁き』であったのは事実です。
日本もドイツも、空襲で民間人を殺した罪を問われませんでした。
それは、連合国側も空襲をしていたからです。
また、米国の原爆投下は裁かれませんでした。
歴史事実の問題でいえば、判決が認定した1928年日本の指導者が戦争の共同謀議をしていたという説を受け入れる歴史家はいません。法律論では、『平和に対する罪』は、戦争が終わったときには存在していませんでした。
法律学でいう事後法にあたります。

           こちらもどうぞ ⇒ ネット社会、その光と闇を追うー   エッセー集
posted by asaborake at 15:59| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(1) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月29日

日本・中国・韓国の歴史と問題点

これだけは知っておきたい日本・中国・韓国の歴史と問題点80これだけは知っておきたい日本・中国・韓国の歴史と問題点80
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] これだけは知っておきたい日本・中国・韓国の歴史と問題点80
[著者] 竹内 睦泰
[種類] 単行本
[発売日] 2005-10
[出..
>>Seesaa ショッピングで買う
     こちらもどうぞ ⇒ ネット社会、その光と闇を追うー   エッセー集
posted by asaborake at 00:14| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月27日

戦争は総括できたのか@

ジョン・ダワー氏に聞く
−−戦争が終わって60年ですが、依然として日本は歴史問題に悩まされています。

・この問題は、もっと早くに解決されるべきでした。歴史問題は、世界における日本のイメージや、日本やアジア諸国との関係を傷つけています。時を経るに従い、一層政治化し、混乱しています。

−−根底には、日本の戦争指導者を裁いた東京裁判をどうみるかとしいう問題があると思います。
・東京裁判は、ナチスドイツを裁いたニュルンベルク裁判とあわせて、第2次世界大戦という歴史の文脈で考えるべきでしょう。大戦では、5千万にとも6千万人ともいわれる人が亡くなりました。日本でも、兵士200万人、民間人100万人が犠牲になりました。
・戦争が終わったとき、このようなことが再び起きないような世界を作ろう。国際法の力で戦争を予防しよう、という感覚が世界に広がっていました。『平和に対する罪』『人道に対する罪』という新しい犯罪概念が導入されたのは、この背景があったからです。 
                    

                             こちらもどうぞ ⇒ ネット社会、その光と闇を追うー   エッセー集

posted by asaborake at 17:49| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

東京裁判の欠点A

−−歴史は裁けない、あるいは歴史は裁判の対象にはふさわしくない、ということでしょうか。

法律上の罪と歴史上の罪とは違うものです。
検事も弁護人も、歴史の真実を求めているわけではない。
有罪か無罪かを争っている。
歴史家と裁判官の違いは、歴史家は後の時代に仕事をし、裁判官のように自らの結論によって被告を死刑に処することはないということです。

−−しかし、あの当時に東京裁判以外にどんな選択肢がありえたのでしょうか。日本人自ら戦犯を裁くことは可能だったのでしょうか。
どうでしょうか。
選択肢としては、まったく裁判を行わない。
判決に死刑の含まれない裁判を行う。
あるいは、新しく設けられた『平和に対する罪』『人道に対する罪』ではなく、通例の戦争犯罪に絞る。
3番目の選択がもっとも支持されやすかったかも知れません。

posted by asaborake at 12:23| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月19日

東京裁判の欠点@

東京裁判には、どんな欠点があったのですか−−。
 
たとえば、被告の選定に問題がありました。
原爆投下を含め連合国側の行為は裁かれませんでした。
天皇は起訴されず、証人にも呼ばれなかった。
判事は戦勝国だけで構成されていた。

彼らがどうやって結論に至ったのかも不明です。
インドのパルやオランダのレーリンクのような優れた判事もいましたが、
米国が派遣した法律家は、2流や3流の人たちでした。

また、侵略戦争を理由に訴追することは不可能だと思います。
だれが何を侵略と定義するかというのが、問題になるからです。
定義するのは、常に勝者ということになる。
あの裁判はプロバガンダの色が濃く、法律的にはきわめて疑わしいものでした。

   ○リチャード・マイニア教授に聞く、 『東京裁判とは何だったのですか
posted by asaborake at 18:03| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月06日

靖国神社の歴史解釈

−−理解できないとは。
靖国神社歴史解釈は、第2次世界大戦における日本の立場を正当化し、美化しているものではないでしょうか。
米国内でこれがはっきりとした問題になれば、かつて日本と戦った米国人にはこの歴史感は受け入れにくい。

異なった歴史解釈の上に、安定した同盟関係を築くのは難しいでしょう。
この問題が顕在化して、多くの米国人が靖国神社を知るようになると、日米関係の障害となりかねません。
 
−−歴史問題は日本外交にとってはどんな意味を持ちますか。
日本にとっては不利な状況になっています。
日中の競争は、日本がもっと道徳的な高みに立てる分野でやるべきです。
国際世論の戦いの中で日本が負ける可能性のある歴史問題をわざわざ持ち出すことはない。

日本には核不拡散や環境問題への取り組み、政府の途上国援助など、誇るべき戦後の資産がある。
中国に対しても、日米が協力して中国のエネルギー効率を高めるということをすべきでしょう。 
                           「靖国」米国はどう見ますか   ケント・カルダー氏に聞く

posted by asaborake at 20:44| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月04日

憲法の価値を守る

憲法は公権力にしてもらっては困ることを定める法である。
だが僕たちはそのことをうまく理解できない。
多くの人にとって憲法は、生存権保障のように国=公権力がしてくれることを定めた法である。

国は人権を与えてくれ、僕たちを守ってくれる頼もしい「正義の味方」だと感じているのである。
憲法の価値を守ろうとするなら、条文を「改めない」ことよりも、僕たちのこの憲法観を「改める」ことが必要である。  

            ‥‥ ‥‥ (中略) ‥‥ ‥‥
だから、公権力の不正を絶対に許さぬ「目」、「けっしてこぼさぬ涙をたたえた強い怒りの目」を支配される側にいる僕たちの仲に育てなければならない。

                              

                            朝日新聞  『キムタクの目と憲法』         田村 理
           モンテスキュー 「権力を持つ者はすべてそれを乱用する傾向がある」

posted by asaborake at 23:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月29日

江田島海軍兵学校の五省

福岡ソフトバンクの王監督は、江田島海軍兵学校の五省を毎日「拳拳服膺」しているそうだ。
江田島海軍兵学校は、今は亡き高校時代の恩師の母校である。
新聞を読み進めるうちに、懐かしい先生の面影が立ち上って、われ知らず目頭が熱くなった。
先生と王監督。
重厚なお人柄はどこか通い合うものを感じる。
この手の言葉はひどく苦手だけど、五省を書き記しておこうと思う。

五(ご) 省(せい)

一、 至誠(しせい)に悖(もと)るなかりしか(真心に反する点は、なかったか)

一、 言行(げんこう)に恥(は)ずるなかりしか(言行不一致な点は、なかったか)

一、 気力(きりょく)に缺(か)くるなかりしか(精神力は十分であったか)

一、 努力(どりょく)に憾(うら)みなかりしか(十分に努力をしたか)

一、 不精(ぶしょう)に亘(わた)るなかりしか(最後まで十分に取り組んだか)

海上自衛隊幹部候補生学校では海軍時代の伝統を受け継ぎ、学生たちは兵学校時代と変わらぬスタイルで毎晩自習終了後、五省により自分を顧みて、日々の修養に励んでいるという。

王監督に戻ろう。
王監督が1995年に福岡ダイエー監督を引き受けるに際しては、根本睦夫元監督の説得が功を奏したそうだ。
根本氏は、「巨人では長島が長男で、君は次男だろう。日本では長男が家を継いで、次男は外に出るもんだ。パリーグも面白いよ」と口説いた。

こちらもどうぞ⇒ネット社会、その光と闇を追うー
posted by asaborake at 19:57| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

文化的景観の豊かな美の国 D

それは、美の国・日本を創ることでもある。
そのときこそ、日本の形は中央集権から地方分権へと革命的に変わる。
しかもこの大変革を、国内の混乱なく平和裏になしうるところに、日本人の実力と日本の世界的モデル性の真髄があると思われる。

ハードパワー一辺倒の国家間、世界観を超えた、世界中の人材を引き付ける文化的景観の豊かな美の国への創造的転生。
それは、経済発展に目を奪われ、文化的伝統を生かしかねているアジア諸国にとっても、格好のモデルとなるに違いない。
posted by asaborake at 22:47| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。