2006年05月27日

戦争は総括できたのか@

ジョン・ダワー氏に聞く
−−戦争が終わって60年ですが、依然として日本は歴史問題に悩まされています。

・この問題は、もっと早くに解決されるべきでした。歴史問題は、世界における日本のイメージや、日本やアジア諸国との関係を傷つけています。時を経るに従い、一層政治化し、混乱しています。

−−根底には、日本の戦争指導者を裁いた東京裁判をどうみるかとしいう問題があると思います。
・東京裁判は、ナチスドイツを裁いたニュルンベルク裁判とあわせて、第2次世界大戦という歴史の文脈で考えるべきでしょう。大戦では、5千万にとも6千万人ともいわれる人が亡くなりました。日本でも、兵士200万人、民間人100万人が犠牲になりました。
・戦争が終わったとき、このようなことが再び起きないような世界を作ろう。国際法の力で戦争を予防しよう、という感覚が世界に広がっていました。『平和に対する罪』『人道に対する罪』という新しい犯罪概念が導入されたのは、この背景があったからです。 
                    

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posted by asaborake at 17:49| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
第二次世界大戦(太平洋戦争)を起こしたのは日本だと、普通日本人は考えています。
しかしドイツではナチスが起こしたと考えられています。
ナチスとドイツ人を有る程度分離すことに依って、自らの責任を追求する事の、精神的苦痛を和らげたのでしょう。
此れはある種の歴史の偽造です。民主的選挙制度を持っていたドイツは積極的にヒトラーを選んだのです。
日本は半分封建性が残っており政党政治も不完全です、日本人が自分から軍国主義を選んだとは必ずしもいえません。
現在起こっている東京裁判に対する世論の混乱は、これ等が遠因となっているのでしょう。
自分自身の戦争責任を考えた日本人の真面目さ素直さが、今逆方向に向かいかけています
Posted by 布引洋 at 2006年05月28日 14:01
コメントを有り難うございました。

布引さんにはご迷惑をかけて誠に申し訳ないのですが、最近スパムコメント(大半は気色の悪いエロ系)がやたら多く、私の承認後にコメントを表示するように設定しています。

拙文集『いにしえに迷う』はもっとスパムが多くて暫く更新しておりません。
同じものをこちらに立ち上げました。
『エッセー集』http://bunmei.seesaa.net/
よかったら御高覧下さい。

今後とも宜しくお願い致します。
Posted by 大滝三千夫 at 2006年05月28日 23:16
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