2006年04月01日

詩魂にこそ文化の芯

和歌や俳句、絵や物語を通し、自然や人生を感じる。
こういった感性は日本人の最も優れた資質。
最高の文化財とは思いませんか。

奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき   猿丸太夫

秋は紅葉。紅葉といえば鹿。
朧月夜の桜でも小倉山の紅葉でも、まず歌に詠まれ、歌は絵の主題になり、さらに意匠、デザインとして描かれた。
扇子。襖絵。着物。お茶わん、花札。
身の回りを見て下さい。
詩歌は様々に姿を変え、われわれの日常生活の中に溶け込んでいる。
それも紀貫之らが古今和歌集から春夏秋冬に歌を分け、千年も前に日本人の季節感はきちんと整理されてしまった。

                  芳賀徹 『芸術の国日本』
posted by asaborake at 18:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/15960679

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。