2005年03月15日

akaba2
気に入っている道がある。道とはいっても、公園のマラソン
コースだが。両側には樹木が立ち並ぶ。しばらく前までは
トレナーに着替えて走っていたが、今は息せききって走る
ランナー達に追い越され、のんびり歩くのを楽しんでいる。
お年寄りに抜かれるのを恥ずかしく思ったのは、一時期。
今は、平気だ。歩いているゆえの、充足感さえある。

 疾走する気力をなくしたのだろうか。そうかも知れない。
しかし、こんなことも思う。私の現在の生理的あるいは精
神的欲求が、身体を激しく使うマラソンよりも、四季折々
の季節感を味わいつつ、あれこれ物を考えることのできる
散歩を             続きはこちら→★
   
   ←いにしえに迷う     行雲流水のごとく→
posted by asaborake at 00:18| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月04日

建礼門院右京大夫

050104_165258[1].jpeg前途への希望にあふれ、幸福の真っ只中にあった人生の
花の盛りを、突如として襲った余りにも痛ましい出来事。愛する者の死。それを境に、
急転直下。長 いあいだ育んできた将来への夢を自ら捨て、あらゆる望みを絶ち、自己
の内面との対話にのみ、生活感情を限定してしまう。
 表向きは世間の人々に立ちまじりながらも、その実、心は絶えず過去を振り返るば
かり。追想は止まるところを知らない。日々の暮らしの中で、見るものにつけ聞くもの
につけ、鮮やかに心に蘇ってくるのは昔の懐かしい事ども。われともなく心がはずみ、
ときめ             続きはこちら→★

○面影を心にこめてながむれば忍びがたくもすめる月かな      家集171      
○なべて世のはかなきことをかなしとはかかる夢見ぬ人やいひけむ   223
○今や夢昔や夢とまよはれていかに思へどうつつとぞなき         240

建礼門院右京大夫朝日文芸文庫   追憶に生きる 建礼門院右京大夫日本の作家
posted by asaborake at 17:50| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。